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シカンについて2

シカンの墓に埋葬されていた貴族は骨などから見て40代前半の男性であると思われる。中南米の文化ではよく見られる幼児期に頭を変形させて作ったインカ頭と呼ばれる後頭部の平らな頭をしていた。右利きであり、貴族と言ってもかなり丈夫そうな体つきをしていることから、その生活が活動的だったことが読み取れる。 この人物がつけていた黄金の仮面がシカンの神を表していたことから、彼が地上でその神を代表するような人物だったことがわかる。また、共に埋葬されていた手の込んだ品々や黄金を見ても、社会的な地位の高さを想像することが可能だ。 彼が上下逆さまになって埋葬されていたこと、西を向いていた彼と同じ方向に向かって乾杯しているような状態で納められていた手袋など、彼が発見されたことにより、シカンの文化を解き明かす為のヒントと、新しい仮設が誕生した。

発見からの仮設

ロロ神殿の周囲にはまだ発掘されていない墓が複数あることがわかっており、逆さまで西向きに埋葬されていた墓の西側にも大きな墓があることがわかっている。また、シカン社会が上下二つの半族に分けられていたという推測があり、そこからその東西の墓が一対だと仮定すると、西側の未発掘の墓の主は、東向きに頭を上にして埋葬されていると予想できる。

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