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中国の白人ミイラ2

発見されたミイラたちが身につけているウールの衣服は、サンプルをとって調査したところ山羊か羊の外側の荒い毛が用いられており、厳密にはウールと呼べるものではかなった。荒い繊維を染めて格子縞を作っていたり、斜文織が用いられているなど複雑な織機を使ったことが予測され、このような技術はヨーロッパの典型的なものだ。同時に、こうした織り方が発見された実例としては一番東の物となる。 中国に馬車が登場したのは世界で最初の馬車が現れた紀元前2000ごろからおよそ800年程経ってからだ。だが、新疆から出土する手工品からは古くから馬に乗っていたことを知ることが出来、馬車に使われた車輪の一部などがキジルチョカから発見されている。また、パッドが入った皮の鞍がキジルチョカから500km程離れた蘇貝什で見つかった。これらの事実は外界とこの地域が結びついていたことを示している。

古代の外科手術

蘇貝什の埋葬地で見つかるミイラは時代に差があるにもかかわらずキジルチョカの物とよく似ている。 その蘇貝什で見つかった男性に外科手術の跡が発見された。3世紀の古文書には華陀という医者が手術をしていたという記録があるが、古代の漢方医学では外科手術は異質であり、華陀の伝説はかつて新疆で行われていたようなアジアの医療技術と何かしらの関わりがあるのかもしれない。

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