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謎と真相2

ナスカの地上絵はペルーの南海岸にあるナスカ河谷の北の砂漠大地に広がっている。描かれたのは紀元前200年から紀元前600年のナスカ期のころではないかと思われる。 地上絵の描かれた理由については様々な説が、奇抜な物では異星人が描いたなどという説も飛び出した。 1960年代の後半にG.S.ホーキンズがストーンヘンジで使った手法で秘密を解き明かそうとしたが、天文や暦に用いられたという説は何回かの調査の結果によって否定された。 1980年代に入って地上絵は天文学や農業儀礼に関係する情報が与えられていると考えられるようになった。太陽が天頂を通る時の日の出の向きと符合する物が放射状直線の中にあり、その時期にアンデス山脈から雨水が流れて来ることから、再び水をもたらす為に行う農耕儀礼の時にその直線の上を歩いたという説が有力になっている。

地上絵のスケール

絵の大きさは100mを超えるものがいくつもり、図柄はクモやイグアナ、花といった動植物を描いたものが30以上。渦巻きや三角形といった幾何学模様を描いたものが200以上もある。その他にも放射状に延びた直線が集中する中心点が62個見つかっていて、そのほとんどが別の中心点と直線で繋がれていた。 絵の周辺にはストーン・サークルや石塚、石壁が置かれている場合もある。

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