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日本人の起源について3

8000年もの間続くことになる縄文時代は一万年前の氷河期が終わった頃から始まった。 気温が上がったことにより大陸と海で隔てられた日本では、クリやブナといった実りのある落葉広葉樹が針葉樹に代わって広がっていき、豊かな自然の中で北海道から沖縄までの日本全てに人々が生活するようになった。 縄文人たちが南方系モンゴロイドであることは確定的で、小柄ながらしっかりした体つきをしており厳しい労働にも十分耐えられたようだ。港川人にもよく似ており、スンダランドから日本に来た人々が進化した結果、縄文人になったと推測できる。また、DNAの塩基配列が現在の南アジアの人々と一致していることも確認された。 ただ、北方の要素が強く出ている旧石器時代の文化の様子から、南からだけでなく北のシベリアなど様々なルートから日本に入った人々が縄文人になったことがわかる。

縄文時代の生活

気候が温暖化し多様化した海と山の幸を得た縄文時代の生活は豊かなものだった。 貝塚からはクリやクルミを主食とし、合わせて140種類にもなる肉や魚、350種類の貝類などその多様でバランスのとれた食生活が見て取れる。 また、調理用の縄文土器のような生活必需品だけでなく、ヘアピンやネックレスといった現代にある大方の装飾品がこの時代にあったことが出土品からわかる。

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