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日本人の起源について1

およそ30,000年前、ヴュルム氷期であったこの時代は海面が現在より100m程低く、マレー半島やジャワ島の辺りはスンダランドと呼ばれる陸続きの広大な大地だった。当時、赤道直下の食料も豊富なこの辺りで繁栄していたのがモンゴロイドの祖先となる人々である。 彼らがどのくらい前からスンダランドにいたのかについては、もともと百万年前からいた原人が進化を遂げたという説と二十万年から十万年前にアフリカで誕生した新人が元からいた人たちと入れ替わったという説がありはっきりしない。 彼らは二万年以上前には新天地を求めて移動を行い、中国の内陸部から東シベリア、さらにはベーリング海峡を抜けてアメリカに渡り、インディアンとなった。また、スンダランドから東の海岸にそって北東に移動した人々はフィリピンや台湾を抜けて北上していった。そして彼らは、最初の日本人になったのである。

かつての特徴

ネグリトというフィリピンの先住民族には古いモンゴロイドの特徴が残されている。アフリカにいるピグミーに似て体つきが小さく、赤道直下に生い茂る大森林で暮らす為に適応して特殊化していったものと思われる。 彼らこそがおよそ30,000年前のヴュルム氷期の時代にスンダランドで生活していたモンゴロイドたちの直接の子孫なのかもしれない。

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