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聖書について3

旧約聖書の出エジプト記においてモーセは海を割り、イスラエル人をエジプトから脱出させた。 聖書学者たちには出エジプトがあったのはラムセス2世がエジプトを治めたエジプト第19王朝の時代、紀元前1290年から紀元前1224年ごろのことだと考えられており、モーセが海を割ったピハヒロテは紅海沿いだったとされている。 しかし、ジグモント・フロイトは出エジプトの時代を古代エジプト第18王朝のアメンヘテプ4世が亡くなった直後の紀元前1360年か紀元前1350年ごろのことだとし、ピハヒロテの場所はエジプトからカナンへ至る道中にあるシルボニス湖だとした。 いずれにしろ出エジプトがあった時代については100年のあいまいさがある。また、旧約聖書ではイスラエル人がカナンへたどり着くまでに80年もかかっていることから、出エジプトがモーセが行った後、複数回行われた可能性もある。

世界一古い聖書

1947年、エルサレム市内のアメリカ・オリエント研究所に2000年も前の写本が持ち込まれた。これは死海の西北岸にあるクムラン近辺の洞窟から偶然発見されたもので、後にこの時持ち込まれたものだけではなく、数千に及ぶ写本の断片が発見された。 この発見によってそれまで10世紀ごろの物が最も古いとされていた写本の歴史が一気に1000年も遡ったのだ。

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