HOME古代文明と伝説について > 聖書について1

聖書について1

旧約聖書はイスラエル民族が紀元前12世紀から紀元前2世紀ごろまでの1000年もの歴史を書き残した記録であり、その初めの辺りはメソポタミアで実際にあったことを反映していると考えられる。 ギルガメシュ王は洪水の後にシュメールを治めた王とされ、出土したギルガメシュ叙事詩にはノアの洪水伝説によく似て記述も見つかっている。 メソポタミアの町は古い町を埋めた上につくられており、掘り進めば古い建物が出てくる。ウルでそうした深い層を掘っていたウーリーは遺跡の最下層と思われる粘土層に到達した。しかし、ためしに粘土層を掘ってみたところ石器などが発見され、粘土層が洪水などによって出来たものであることがわかった。粘土層は紀元前3500年ごろのものと思われ、これによってこの洪水がギルガメシュの伝説に取り入れられ、旧約聖書のノアの洪水伝説の元になったことが明かされたのだ。

バベルの塔

創世記の第11章において、ノアの子孫たちが建てようとしたバベルの塔。 メソポタミアのバビロンなどで発見されている階段状の神殿、ジッグラトがこのバベルの塔の物語に対応していると思われる。 バベルはバビロンのこととも考えられ、バビロンの発掘中に発見されたエサグイルの粘土板には塔の一階はおよそ90m四方と書かれていた。これは実測した数値とほぼ一致する。

トップへ戻る