HOME謎の多い古代遺跡 > 巨大古墳について1

巨大古墳について1

日本に存在するおよそ200,000基の古墳の多くが近畿地方に集まっている。大阪府にある百舌鳥古墳群には日本で最も大きい前方後円墳とされる仁徳陵古墳がある。 天皇陵に治定されている仁徳陵古墳は学術調査を含め立ち入りが完全に禁止されている。 宮内庁書陵部紀要5号で昭和30年に発表された論文によれば、仁徳陵古墳は全長が475mなどとされ、この数値をから昭和37年に行われた土量計算では1,405,868立方メートルという10t積みのダンプカーで250,000台程の量があることが判明した。ただ、自然地形を利用していると思われるので、人工的に積み上げた土量は不明だ。周囲に掘られた堀は面積が132,790平方メートルあるが、深さは未調査のため不明。ただ、堀の土で全てを賄おうとすると深さが10mにも達するため周辺の大地の土を削って利用したと考えられる。

古墳の起源

5世紀ごろには仁徳陵古墳の様な巨大な古墳が出来ていたことは確かだが、古墳そのものがいつごろ日本に登場したかについては一致した見解が出されていない。ただ、北九州と瀬戸内地方、近畿地方では3世紀の後半に古墳が現れたと考える研究者が多い。 弥生時代が終わりを迎えるころ出来上がった大和政権では権力者たちが力を競うように古墳を作っていったのだろう。

トップへ戻る