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巨大古墳について2

仁徳陵古墳は世界的に見ても最大規模の王墓だ。このような巨大な王墓を作るにあたっては当時の最先端の技術と凄まじい労力が費やされたことが想像できる。 仁徳陵古墳の場合1,400,000立方メートルの土を運搬するためには1000人で4年かかると計算されており、最近の発掘で当時の土木用具がどのようなものであったかもわかってきており、具体的にどうやって土を積んだり運んだりしたかの方法まで検討がなされている。 巨大でかつ形の整った古墳を作るために大切なのが設計だ。使われた長さの単位については後漢尺や魏尺、晋尺または大尋、小尋など諸説がありはっきりしないが、きちんと企画して作られたことを否定するような研究者ななく、一定の長さの縄などを使用して必要な形状を地面に刻んでいたものと思われる。 千葉県の人形塚古墳では溝に黒土が詰まった前方後円形の地割線が発見されている。

古墳制作の労力

大林組が昭和60年に計算した結果によれば仁徳天皇陵を作るためには運搬や伐開除根など合わせて6,807,000の人間が必要であり、期間は15年と8カ月に及んだとされる。また、古墳の周囲に並べる23,000個の埴輪を作る人員も別に必要だ。 仮に現代工法でこの古墳を作った場合、29,000人が2年と6カ月をかける総工費2,000,000,000円の大事業となる。

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